カーレースにおけるF1レーシングドライバーの佐藤琢磨選手がSRS−F(ホンダと鈴鹿によるフォーミュラカーを用いたレーシングスクール)に入門したのが大学の時。
それまでは自転車に夢中になっていたといいます。
3歳から補助輪無しで自転車を乗りこなし、高校では自ら立ち上げた自転車部でインターハイに出場、そして優勝を経験。行動力と執着心も人より飛びぬけていたんでしょうね。
そんな折に、連れていってもらった鈴鹿サーキットでのF1の走りに取り憑かれ、カーレースのドライバーになることを胸に誓ったそうです。
現在は「スーパーアグリF1チーム」に所属し、日本人で過去二番目に表彰台に上り詰めたドライバーとして、チームメイトのアンソニー・デビッドソンと共に奮闘中です。
カーレースにおける、日本人F1レーシングドライバー初の表彰台を飾ったのが、鈴木亜久里選手です。
デビューは、1988年。ラルースチームのドライバーである、ヤニック・ダグラスが中耳炎で急遽欠場になったことで、スポット参戦という形での異例のF1デビューでした。(鈴鹿サーキット場へレポート中継に向かうため、新幹線の中で参戦を聞かされたそうです)
日本人で最もF1ドライバーとして有名で知られる鈴木亜久里さんですが、実は、そのF1人生は苦難続きでした。
アジア人初の表彰台という名誉を手に入れたものの、その後は、バブル崩壊によりチームへの支援金が大幅にカットされるなど、またマネージメントディレクターとの確執等で移籍を繰り返し、最後はデビュー戦を飾った日本グランプリにてクラッシュをし、骨折などの重傷のためそのままカーレースドライバーからの引退を表明、オーナーとしての道を選びました。
カーレースといえば、F1・F3などが有名ですが、私達初心者でもレースに参加できるサーキット場が国内にあります。
北海道・岩手・福島・茨城・栃木・千葉・長野・静岡・三重・大阪・兵庫・奈良・岡山・広島・福岡・熊本に、私が調べただけでもおよそ16都道府県にサーキット場はあります。
格サーキット場によって参加できる条件は異なるとは思いますが、ライセンスを取得できるコースもありますので、必ずしも経験云々が問われるということはないようです。
公道しか走ったことのない初心者でも、サーキットコースに出て走行できるサーキット場もあるので、興味のある方は近くのサーキット場に問い合わせてみて下さい。